留学を考えた時に一番ネックになるのはやはり学費ですよね。特にアメリカの大学に留学するには学費だけで年間300万~400万円程掛かると言われています。とんでもない額ですよね。日本の私立大学の学費は年間大体100万円程なので、アメリカに留学することがいかにお金の掛かることか一目瞭然です。しかし、BYUは違います!!日本の私立大学と同じくらいかそれ以下の値段で世界トップレベルの教育がアメリカで受けれちゃうんです!私がBYUを選んだ一番の理由がまさにこれです。私はモルモン教の会員ではないので教会員の学生さんほど学費は安くありませんが、それでも他のBYU並みの難易度の高い大学と比べるとはるかに授業料が安く、プラス返済不要の奨学金をもらえるチャンスも多いので凄く助かっています。
この記事では、ELC、LDSビジネスカレッジ、BYU、BYUハワイ、BYUアイダホ、BYU J. Reuben Clark Law Schoolの学費を一気に公開します!授業料以外でその他かかる費用についてもできるだけ載せるので、アメリカ留学に大体いくらかかるのか皆さんの目安になればいいなと思います!
アメリカ留学にかかる費用
まず最初にアメリカ留学にかかる平均費用についてご紹介します。みなさん、留学するのにどれくらいお金がかかるかご存知ですか?
留学するのに一番コストが高いものは、授業料と家賃代を含む生活費です。この二つが留学にかかる費用の大半を占めています。では、一体具体的にどのくらいなんでしょうか?アメリカの語学学校から順番に、二年制大学、四年制大学、大学院に留学する場合にかかる一年間の平均金額を見てみましょう。
語学学校
アメリカの語学学校に留学する場合、一学期ごとにかかる費用の平均額は以下のようになります。
3か月 | 6か月 | 12か月 | |
授業料̟̟+滞在費 | 90万円~110万円 | 170万円~220万円 | 340万円~435万円 |
語学学校、意外と高いんですよね。これは私個人の意見ですが、もしも大学を見据えている場合、または一年以上留学するつもりであるなら、語学学校ではなく二年制の大学に進学することをおすすめします。なぜならかかる金額は二年制大学とそんなに変わらないし、むしろ二年制大学の方が奨学金を得られる可能性もあるので安く済んでしまうかもしれません。
それに、語学学校はあくまで"英語だけ"を学ぶ学校なので、卒業したからといって学位は手に入らないし学歴として将来武器になることもありません。二年制の大学(短大)を出たほうが就職先も広がります。英語ももちろん語学学校よりも伸びることは間違いないでしょう。
ただし、もしも大学に入りたいけど、今の自分の英語力に自信がない、TOEFLで高得点を狙いたいという目的があるのであれば、語学学校という選択もありだと思います。実際に私も10か月ほどBYUのELCに通っていました笑
話がそれてしまいましたが、アメリカの大学へ留学する場合の費用についてみていきます。
二年制大学(短大)
二年制大学の一年間にかかる平均金額です。もちろんこの他にも雑費いろいろかかってきますが、メインでお金がかかる学費と生活費のみの金額は以下のようになっています。
学費 | 57万円~110万円 |
生活費 | 57万円~110万円 |
合計 | 114万円~220万円 |
語学学校の6ヵ月分が二年制大学の一年分の費用とだいたい同じになっています。語学学校に行くべきなのか、二年制の大学に行くべきなのか、ゴールから逆算してどちらの方が良いのか考えてみたらいいかもしれません。
四年制大学
四年制大学の一年間にかかる平均金額は以下のようになっています。
州立大学 | 私立大学 | |
学費 | $24,930 | $33,480 |
生活費 | $10,440 | $11,890 |
合計 | $35,370 | $45,370 |
By College Board
私立大学だと学費だけで300万円以上。しかも、一年間だけです。4年通うとなるとその四倍もかかってしまいます。有名校になればなるほど学費は高くなる傾向があるようです。やはり、有名ということはそれだけ良いカリキュラムや設備があるわけですし、教員の質もかなり良いということなので、それなりに学校側が負担する費用もかかります。なのでそれを補うために学費が高くなるのは理にかなっていますよね。
しかし、有名校はそれなりに奨学金制度も充実しているので、奨学金を利用している生徒たちももちろんたくさんいます。ですが、ほとんどが成績によって与えられる奨学金なので、トップクラスの学校で良い成績を修めるというのは、留学生からするとかなり大変ですよね。なので、多くの学生は学資ローンを借りているようです。
続いて、大学院にかかる留学費用をみてみましょう。
大学院
州立大学院 | 私立大学院 | |
学費 | $ 5,000 – 15,000 | $ 15,000 – 30,000 |
生活費 | $ 1,500 – 25,000 | $ 1,500 – 25,000 |
合計 | $ 6,500 – 40,000 | $ 16,500 – 75,000 |
ビックリするくらい高いですね…( ;∀;)それだけ大学院に出た場合の収入額が変わってくるので、これだけ投資をする価値はもちろんあります。MBAなどが取れる学校となるとその分学費も高くなる傾向があるようです。大学院までいくという目標がある人は早めにしっかり計画を立てていきましょう!
さて、ここからはみなさんお待ちかねのBYU留学の学費についてまとめていきます!
BYU系列校の学費とその他費用について
ELC(語学学校)
一学期分のみ通う予定の人は下の表の一学期間を参考にして下さい。二学期通う予定の人は二学期間を参考にしてください。
一学期間 | 二学期間 | |
申請手数料 | $50 | $50 |
授業料(1学期) | $2550 | $5100 |
Visaなどの郵送代 | $25 | $25 |
テキスト代 | $200-300 | $400-600 |
飛行機代 | $1230 | $1230 |
健康保険 | $350 | $700 |
生活費(家賃代も含む) | $3350 | $6700 |
合計 | $7455-7555 |
$14,205-14,405 |
私もこの語学学校に2020年に10か月程通っていたので、何か質問があれば下からLine追加をして聞いてください!アメリカでの生活のことや留学で実際にどれくらお金が掛かかるのかなど、リアルな情報をお届けします!
Ensign College(二年制大学)
フルタイムの学生の飛行機代も含む一年分の費用となっています。
LDS授業料 | $3,440 |
Non-LDS授業料 | $6,880 |
テキスト代など | $350 |
家賃代 | $7,114 |
飛行機代 | $1,230 |
生活費(家賃代除く) | $1,662 |
ローン代 | $50 |
LDS 合計 | $13,846 |
Non-LDS 合計 | $17,286 |
BYUプロボ(四年制大学)
2018年と2019年の最新の授業料は以下のようになっています。フルタイムの学生の飛行機代など雑費全てを含む一年分の費用です。BYUプロボは二学期制です。
LDS 授業料 | $ 5,620 |
Non-LDS 授業料 | $ 11,240 |
家賃代 | $ 7,628 |
テキスト代 | $ 848 |
生活費(家賃代除く) | $ 2,288 |
飛行機代 | $ 2,392 |
ローン代 | $ 60 |
LDS合計 | $ 18,836 |
Non-LDS合計 | $ 24,456 |
BYUハワイ(四年制大学)
2018年と2019年の最新の授業料は以下のようになっています。フルタイムの学生の飛行機代など雑費全てを含む一年分の費用です。BYUハワイはSummer Semester(夏学期)があって、夏の間は授業を取らずに里帰りする生徒(特にアメリカ人)が多いです。なので、秋冬の二学期だけの場合は二学期間、秋冬夏の三学期通うって人は三学期間を参考にしてください。
二学期間 | 三学期間 | |
LDS 授業料 | $5,560 | $7,408 |
Non-LDS 授業料 | $11,120 | $14,816 |
家賃代 | $6,586 | $8,644 |
テキスト代 | $1,300 | $1,950 |
生活費(家賃代除く) | $1,200 – $3,460 | $1800-5190 |
飛行機代 | $270 – $2,148 | $405-3222 |
LDS合計 | $14,916 – $19,054 | $20,207-26,414 |
Non-LDS合計 | $20,476 – $24,614 | $27,615 – $33,822 |
BYUアイダホ(四年制大学)
2018年と2019年の最新の学費は以下のようになります。BYUアイダホは、Fall Semester、Winter Semester、Spring Semester、Summer Sessionという風に分けられています。Summerはセッションなので、学期ほど長くなく、クラスの数もSemesterよりも少ないです。
アイダホの公式サイトでは一学期分の授業料だけ乗っているので、わたしのほうで計算して、一年分、三学期間の授業料を算出しました。( )の中の数字は他の学校と比べ易いように二学期分をだしています。
LDS授業料 | $6177 ($4118) |
Non-LDS授業料 | $12,354 ($8236) |
教科書代 | $600 ($400) |
航空券代 | $700 ($700) |
生活費(家賃除く) | $3234 ($2156) |
家賃代 | $6258 ($4172) |
ローン代 | $63 ($42) |
LDS合計 | $17,032 ($12,190) |
Non-LDS合計 | $23,209 ($16,310) |
BYU大学院
BYUプロボには大学院もあります。その大学院の授業料も見ていきましょう。一年分、二学期間の授業料は以下のようになります。
LDS 授業料 | $ 7,080 |
Non-LDS 授業料 | $ 14,160 |
家賃代 | $ 12,720 |
テキスト代 | $ 848 |
生活費(家賃代除く) | $ 3,684 |
飛行機代 | $ 2,392 |
ローン代 | $ 204 |
LDS合計 | $ 27,400 |
Non-LDS合計 | $ 34,480 |
BYU J. Reuben Clark Law School
ロースクールの授業料は以下のようになります。アメリカ国内のロースクールの中でもかなり安く授業料が設定されています。LDSの教会員によるサポートによってこの金額は実現されています。授業料が安いからといって教育の質も落ちるわけでもなく、BYUのロースクールはトップクラスの学校です。
LDS 授業料 | $ 13,060 |
Non-LDS 授業料 | $ 26,120 |
家賃代 | $ 12,720 |
テキスト代 | $ 1,864 |
生活費(家賃代除く) | $ 3,684 |
飛行機代 | $ 2,392 |
ローン代 | $ 204 |
LDS合計 | $ 34,396 |
Non-LDS合計 | $ 47,456 |
最後に
BYU系列の語学学校から大学、大学院と授業料を一気にまとめてみました。もともとの授業料が安い上に、この学校は奨学金制度もしっかりしているので、モルモン教徒の方じゃなくてもうまく利用すればとんでもなく安い学費で留学出来ちゃいます!また、私もモルモン教徒じゃないながらBYUに留学しているので、宗教に対する不安や質問など何かあればLineから質問してください!アメリカでの生活、お金、授業のことなど何でも答えます!